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受身形:ミャンマー [日本語教育]


久しぶりに初級のクラスを受け持った。ミャンマーと中国が半々くらい、それにキルギス、2人にインドのクラスだ。

初日の授業は「みんなの日本語Ⅱ」37課の受身形の導入部分だった。
語彙カードを使って説明した後、先生が生徒を叱っている絵とほめている絵を使って受身形の使い方を導入した。I Ⅱ Ⅲグループの動詞の違いによる受身形の作り方を説明し作り方をいろいろな動詞で練習。
その後、教科書の練習問題を使って、普通の文を受身形に直す練習をした。口頭練習をしてその後で皆がノートに書いて練習している時に、一人のミャンマーの学生が何か言いだし、その子に向かって中国の学生が何やら説明し始めた。中国語の内容から受身形の説明をしていることが何となくわかったので、ミャンマーの学生にどうしたのか聞くと「受身形」がわからないという。
説明したのになーと思いながら、もう一度ゆっくり説明した。
先生があなたをほめます。あなたはうれしいです。あなたがうれしい気持ちで言います。
「わたしは、先生にほめられました。」
先生があなたを叱ります。あなたは悲しいです。あなたが悲しい気持ちで言います。
「わたしは、先生に叱られました。」
他の人が私に何かしました。「わたしはどうですか」をいう時に受身形を使います。という風に説明すると「ああ、わかりました」といった。

そのあとは普通に練習問題などをこなしていたので、彼女が引っかかったのは何だったのだろうと疑問に思った。

家に帰ってネットで調べると、ミャンマー語には受身形がないという。
「この学校はNGOによって建てられた。
ミャンマー語には受身の表現法はなくこの場合も「この学校はNPOが建てた」という表現と変わりません。」
そうなんだ。
英語はもちろん中国語にも受身形がある。今回調べるとベトナム語にもあるそうだ。
ミャンマーの学生は今まであまりいなかったので、受身形がないということを知らなかった。
学生がよく間違えたり理解できないことの中に、母国語にそういう文法や言い方がない場合が多い。今は前よりいろいろな国の学生が来るようになっている。教える時は気を付けなければならないと思った。

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私たちは日本語を教えるかたわら、教科書作り、日本文化の紹介等の活動もしています
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http://www014.upp.so-net.ne.jp/nbunka/learn.htm
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