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あげましょう? やりましょう? [日本語教育]

みんなの日本語41課では「あげ・もらい」の目上の人目下の人にいう言い方を勉強する。

わたしはまごにお菓子をやりました。
わたしは木に水をやりました。
わたしはねこにえさをやりました。
の例文が出て来る。
目下の人や人間以外のものには「あげる」でなくて、「やる」を使う。
しかし、最近は上の例文のどれも「あげる」で言う人が多いので、学生たちには「原則はこうだけど、相手を大事に思う気持ちからあげるを使う人が多くなっている」と説明しておく。

これで気になるのは「桃太郎の歌」だ。私が習ったのは
A
1、ももたろさん ももたろさん お腰につけたきびだんご
一つわたしにくださいな。
2、あげましょう、あげましょう、これから鬼の征伐に
ついて行くならあげましょう。

これは、元の岡野貞一の詩では
B
やりましょう、やりましょう、これから鬼も征伐に
ついて行くならやりましょう
となっている。

家来になる動物たちは、目下のものだから「やる」が正しい?
でも、そうなると「~ましょう」との釣り合いがおかしい気がする。
「よし、きびだんごをやるぞ。ついて来い」
「きびだんごをあげましょう。さあ、いっしょに行きましょう」
になるのではないか?

それと、Bの歌詞を聞いたとき「しましょう」の意味の「やりましょう」を思い浮かべて違和感を感じたことも思い出した。
今回ネットで歌入りの「ももたろう」を聞いてみたら「やりましょう、やりましょう(ここで刀を振り上げる動き)これから鬼の征伐について行くならあげましょう」というのがでてきてびっくり!

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