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「これら」 の ら [日本語教育]

中級へ行こう 3課
「子供が携帯やスマホやパソコンやタブレットを持ちブランドの服を着ている・」という文に続いて
「これらはどれもお金がかかる物ばかりです」という文がある。

ミャンマーの学生が「これらのらは何ですか」と質問してきた。
「これ」で指すものが複数あるときに「これら」という。携帯、スマホ、パソコン、タブレット、ブランド服、全部をまとめてこれら。僕らとか私らなどとも使う。
という風に説明したが。

辞書を見ると微妙に違っていた。
(新明解)
①人に関する名詞について複数を表す。 子供ら 学生ら 参加者ら
②そのものと同類のものをまとめて指す。お前ら それら 私ら
 (自分より目上の人に関しては使わない)これには①に近い用法もある。
(広辞苑)
①体言の下について複数を表す。
②人を表す名詞や代名詞に付いて、親愛・謙譲・蔑視の気持ちを表す。
その他の辞書もさまざま。

でも、まとめると「ら」は複数を表す(同類のものを含む)、他に親愛・謙譲・蔑視の意味が入ることもあるということになる。

「これら」は「これ」の複数という説明で間違ってはいなかったが、「これら」以外は人に付くこと、親愛・謙譲・蔑視の意味を入れた使い方があったということを再確認した。

私ら  学生ら  子供ら ・・・目下や自分の側のものなので、違和感がない
先生ら  参加者ら  あなたら ・・・面と向かって言うと失礼
                   →先生たち 参加者たち あなたたち
                   更に丁寧なのは
                   先生方 ご参加の方々 あなたがた
*ニュースなどで 幹事長ら 代表者ら・・・ニュースの客観的な口調ならおかいいと思わない。


「ら」と「たち」には、まだまだいろいろ問題があるが、今の学生たちにはとりあえず必要がないと思った。

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