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怪我の功名 [日本語教育]

ミャンマーのこの学校では、平日は学生と同じ食事だ。日曜日は自分で作らなければならないのだが、
年上の方の女子学生が何かを作りに来てくれる。
主婦としては作らずに食事が出て来るという夢の生活だ。しかし、この日曜日は学生たちがNATテストを受けに行ったので私一人で作った。日本製の電気釜だが、うちでは土鍋でご飯を炊くので使い勝手が今ひとつわからず(あとで聞くと長時間がかるが美味しく炊ける?釜だったのだが)なかなかでき上らないご飯にしびれを切らせて、電気鍋に移して炊くことにした。
それを今度は時間オーバーで焦がしてしまった。冷や汗をかきながら焦げた鍋を洗った。しかし、おこげご飯は非常に美味。長粒米だったが、焼きおにぎりの味がして、ミャンマー料理にちょっと疲れた舌と胃を元気にしてくれた。

こういうのを「怪我のこうみょう」というんだと思いながら、はて?「こうみょう」はどう書くのだったかと書いてみた。うまくできたから巧妙かと書いてみて違う気がしてきた。
辞書を見ると「怪我の項目に 怪我の功名とあった」「功名」を引くと戦争などで手柄を立てて名をあげる事、高名とも書くとあったが、高名は「名が知れている」という意味の方がよく使われると思う。

「怪我」は中国の学生が苦笑する漢字だ。「私を責める」という意味だという。

日本語では「怪我をする」は「慣れないことに手を出すと怪我をする」という言い方があるように「失敗する」という意味で使われる。漢字としては「怪」があやしい状態なので「怪我」自分を傷つけるという意味になったようだ。

上の二つの事を合わせて考えると、失敗したことが逆にいい結果になったという風にまとめられるで納得。

久しぶりに日本語の辞書を引いた。あと、三週間ほどのミャンマー滞在。時が早く過ぎていく。         

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