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仕事を申し込む? [日本語教育]

また質問がでた。ミャンマーの学生は熱心だ。
結婚を申込む」というけれど、仕事がしたい時「仕事を申し込む」といえますか?

うーん、仕事を申し込むとは言わないなー、では、この仕事をしたい、この店で、この会社で働きたいという時どういうか。

これも、私の宿題となったので、辞書と同僚の知恵を借りた。
まず、辞書で「申し込む」とは
①意志・希望などを先方に知らせる。 「結婚を-・む」 「試合を-・む」 
②自分のしたいことを行動に表すための手続きをとる。「寄付を-・む」 「参加を-・む」
「ボランティア申込み」

同僚たちは「会議室の使用も、なんとか講座も申し込む。決闘も申し込むかな。
でも、仕事を申し込むは言わないね。○○会社にエントリーしたとは言うような気がするけれど。確かにそうね。エントリーシートってあるね、WEBプレエントリーとか」と。でも、日本語は思いつかない。

ネットで探すと「仕事の申込み」は使われていた。
*仕事のお申し込みフォーム神戸人材センター
*お仕事へのお申し込み(お申し込み入力)人材派遣
*1日に申し込むことができる仕事件数に制限はありますか
いずれも人材派遣会社または組織に登録する意味では使われていた。

また、アルバイト募集中の張り紙を見て・・・応募した。申し込んだ。どちらも言えそうだ。
ちょっとまだすっきりしない。

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私たちは日本語を教えるかたわら、教科書作り、日本文化の紹介等の活動もしています
私たちのホームページをご覧ください。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/nbunka/learn.htm
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よさそう なさそう [日本語教育]

実は先日もう一つ質問があった。
43課で 形容詞+~そう ( ~であるように見える)
寒い→寒そう まずい→まずそう やさしい→やさしそう
なのに、なぜ 「いい」は「よさそう」という風に「さ」が入るのか。

そういえば「ない」も「なさそう」で「さ」が入る。
「ない」と「いい(よい)」だけは、「さ」が入るという風に覚えましょう。
といったものの、それでよかったか気になった。しばらく、初級を教えてなかったので、こういう質問はドキドキだ。

例の通り講師室会議
皆さんの意見も「ない」と「いい」だけだと思うということで、とりあえずホッとした。
でも、どうして? 二字の言葉で短いから? 他に二字の形容詞を探すと、「濃い」「酸い」があった。でも、これは「濃そう」「酸そう/酸っぱそう」で「さ」が入らない。

結論として
「よさそう」「なさそう」それと 形容詞の否定形( おいしくない→おいしくなさそう)
には「さ」を入れる。
しかし、動詞の否定形「見ない」「来ない」などは「見なそう」「来なそう」で「さ」を入れない。
こんなところかな。

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~ために ~ように [日本語教育]

みんなの日本語36課
導入の時は問題がなかったが、テストをしたら問題が出てきた。
風邪が早く治る( ように ために )早く寝ます。
半数の学生が「ために」を選んだ。「目的は風邪が治ること」だから「そのために早く寝る」
ではないかという。

1、~ために は 明確な目的を表す
 家を買うためにお金を貯める。
弁護士になるために法律を勉強する 
*ためにの前は意志動詞の辞書形、または名詞(日本語の勉強のために辞書を買った)
2、~ように は 目的が実現する状態、レベルになる
 家が買えるようにお金を貯める。 家が買えるくらいの(ン千万円)お金を貯める
 弁護士になれるように法律を勉強する。  弁護士になれるレベルまで法律を勉強する
*ようにの前は非意志動詞、可能形

「風邪が治る」の自動詞「治る」は 非意志動詞だから 「ように」を使う。
他動詞を使って「風邪を治す」なら「風邪を早く治すために早く寝る」といえる。

これで、みなさん納得してくれたが、一人インドの学生が困った顔をして「英語では何といいますか」と・・・。
「ために in order to   ように to be able to do かな」
といったら「ああ」とにっこりしたが、日本語だけの説明でわかってほしかった。

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雨濯 知らなかった言葉 再 [日本語教育]

近所の知り合いの人がふと「ウタクって、ご存じ?」と聞いてきた。私は知らなかった。雨と洗濯の濯を合わせた字「雨濯」と書く。これからの時期の雨で、物を洗い流すくらいの大雨の事をいうそうだ。
その人の他の友達に聞いても誰も知らかったし、彼女は関西なので方言かなとも思っているそうだ。
気になったので彼女が帰ってから辞書をあれこれ引いてみたが、でてこない。季語かなと思って俳句歳時記を見ても載っていない。
ネットで探すとさすが!「陰暦六月の雨。「濯」は洗う意で、みな洗い流してしまうほどに降る雨。派生語に「濯枝雨(たくしう)」。木の枝を洗うがごとき大雨の意。」とでてきた。
IMG_4915.JPG.
そして、雨の名前を集めた写真本「雨の名前」(高橋順子)という本があることがわかった。さっそくネットで取り寄せてみるとすごい、ざっと400余りの今まで知らなかった雨の名前が出てきた。素敵な名前もあれば、滑稽な名前もある。こんなに豊かな表現があったのかと驚いた。夕立ちでも「銀箭」「銀竹」というように雨脚の太さを使い分けたり、「脅し雨」とユーモラスに表現したり、子糠雨を「霧の小便」といったり・・・。
こんなにあれば普通の辞書にはないはずだ。「雨の名前」をゆっくり読みたい。

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介護を担う外国人 [日本語教育]

台北のホテルの近くの美しい公園で朝の散歩をしていた時、ジョギングやウォーキングの人たちのほかに車椅子でゆったりと散歩している年配の人が目立った。段差のない公園だったからか。坂の多いうちの近くの公園ではあまり見慣れない光景に、すごいな、いいなと思った。
IMG_4849.jpg

その人たちの車いすを押したりして付き添っている人たちに、顔の色が浅黒い人たち、スカーフを被った人たちが多いことも日本の朝の公園風景と違うところだった。台湾では介護の仕事にインドネシアなど東南アジアの人たちが多く携わっている。
どんな言葉を話しているのだろうと、追い越しながら聞き耳を立ててみると、あたりまえといえばあたりまえだが、中国語の会話だった。

タクシーの運転手さんに聞くと、やはり、インドネシアの人を住み込みの看護家政婦として雇うことが多いそうだ。特に資格はなく、言葉なども受け入れ家庭で教えることが多いという。それだけ需要も多いし、「台湾の人たちは、資格にこだわらないんです」といっていた。トラブルがないわけではないがそれは自己責任のようだ。
何かすごいなーとも思ったが、日本では、これはありえない。

今までは「経済連携協定」(EPA)に基づき、インドネシアなどから介護福祉士候補者を受け入れていた。3年の実務経験後に国家試験に合格すれば継続的に日本で就労できるが、2度不合格なら帰国する決まり。実際には合格者は多い年で30%台の低水準だった。日本語の専門用語の難しさがハードルの高さになっていてテレビでも取り上げられていた。
過去問をみると確かに非漢字圏の人には過酷だと思う。
 (例)小刻み歩行  嚥下障害(えんげしょうがい) 尿失禁 臥床(がしょう)
EPA以外では、外国人は、仮に日本に留学・滞在して介護福祉士の国家資格を取得しても、それだけでは就労資格はもらえなかった。

その後、介護を担う人材の不足が問題になり、その解決策の一つとして平成28年11月28日に「出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律」(平成28年法律第88号)が公布された。
在留資格として「介護」が新たに創設され、日本の介護福祉士養成施設を卒業して介護福祉士国家資格を取得した留学生は、国内で介護福祉士としての仕事をすることが可能となった。
また、特例措置法により、本年3月に養成施設を卒業予定の留学生及び過去に養成施設を卒業した元留学生が、本年4月以降介護福祉士として国内で就労することが可能となっているそうだ。

しかし、介護の学校に入るためにも日本語能力のN1~N2(少なくともN3)が要求されていいるので、非漢字圏の学生たちにはかなりの努力が必要だ。
今クラスには、介護現場でアルバイトをしながら、専門学校に入るべく勉強しているまじめなミャンマーの学生たがち数名いる。漢字にも意欲的だ。教えるのにも力が入る。



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台湾のタクシーの運転手さん② [日本語教育]

台湾花蓮には日本の神社やお寺が大事の保存されていた。

今回のタクシーの運転手さんは60代の方で日本語が堪能だった。既定のコースにプラスして、日本人の開拓村の跡を細かく廻ってくれた。
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吉安郡の慶修院、月曜日で中に入ることはできなかったが、門からのぞくと庭も含めてまさに日本のお寺だ。台湾ではいろいろな宗教施設を大切に保存していて、台湾宗教文化地図というサイトもある。(日本からうまく接続できなかったが)

つぎは、花蓮市寿豊郷、豊田移民村。碧蓮寺。鳥居に碧蓮寺の文字。
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日本の豊田神社だったのが今は台湾のお寺になっている。しかし、灯籠や阿吽の狛犬はそのまま飾られていた。我々が日本人と気付いたお寺の説明員の女性がお堂の中まで案内してくれた。中国語の説明なので、大まかにしかわからなかったが、気持ちがよく伝わってきた。綺麗な色彩の観音菩薩、弥勒菩薩、台湾の仏様や神様に混じって、木彫りの黒い不動明王、素朴な石彫の釈迦像?があった。日本人が引き上げて残されていたのを大事にお祭りしているという。堂内には可愛い誕生仏があった。台湾では今が花まつりとのことで、私も甘茶をかけてお詣りした。


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もう一つは鳳林鎮の林田神社、ここは神社のお堂はなくなってしまって基礎のコンクリート部分だけが残っている。しかし、参道の石畳と鳥居を最近整備して記念碑まで建ててくれていた。運転手さんは「東台湾展望」の写真を見せてくれながら、これが昔のお堂ですと語ってくれた。









 

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他にもいろいろ寄り道をした。駐在所の建物、教員の家等が保存されていた。昔小学校があったところに同じ名前で台湾の子供たちの小学校が建てられていたのには感動した。
台湾は親日的な人が多いのも確かだが、歴史を歴史としてきちんと残していこうという姿勢に学ぶべきことが多かった。












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台湾のタクシー運転手さん① [日本語教育]

初めての台湾は素晴らしかった。
何より「人」がいい。
昼頃、花蓮のホテルに着いたが、次の日の天候があやしかったので、予定変更をして太魯閣渓谷への半日タクシーチャーターを頼んだ。ホテルの人は親身になって天気予報を調べてくれたり、あちこちのタクシー会社に電話してくれた。日本語の話せる運転手さんはではらっていていないという。
ガイドブックもあるし、簡単な中国語ならわかると思ったので、中国語だけという運転手さんをお願いした。

予定時間10分前くらいに運転手さんが到着。運転手さんも気を使ってくれて易しい短い言葉で話しかけてくれた。又、夫が以前に来た時台風に遭ったという話をしていたら、「台風あぶない」と知っている日本語も交えて話してくれた。

太魯閣に入りしばらく行くと岩のトンネルが見えて来た。そこで、車を降りるように言われたので降りた。すると、運転手さんは何やらスマートホンを操作して、見せてくれた。「ここでヘルメットを被ります。10分くらい歩きます。そこで、私は待っています」というような日本語が表示されていた。これから暗いトンネルに入っていくのに、ヘルメットを渡されて中国語で説明されただけでは、ちょっと不安になったかもしれないので、ありがたかった。
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それから後も、ポイントポイントで翻訳ソフトを使って対応してくれた。できるだけ案内してあげたいという気持ちが伝わってきて、景色のすばらしさ以上に運転手さんの親切に感動した。
中国へ行った時など、ちょっと前までは、わからない時筆談をしていた。筆談で事足りると思っていたが確かに翻訳ソフトは便利だ。でも、Wifiを持っていないと外国では使いにくい。
それで思い出して、使って便利だったのはアイホンの簡体書寫(繁体もある)機能だ。音声だけでは意味が分からなかったとき、指で書いてもらうと漢字になるので便利だった。
あれ、これは筆談と同じだ。(^_^;)


歩き方が遅かったり、時間をかけてみるところがあったり、運転手さんは時間管理に大変だったと思うが、気持ちよく付き合ってくれた。そして、ホテルの前に戻ってきたのはほぼ定刻。プロの仕事だ。そして、言葉より気持ちだということを感じた半日だった。

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