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2018-07-18 [日本語教育]

7月は日本語学校を休むことにしたので、少し時間に余裕がある。
ミャンマーの仏塔を見てきた目で、朝の散歩で行く井の頭公園の弁天をもう少し調べてみた。

黒鳥居.jpgまずは参道の黒門。これは、弁天堂やの入口の山門だという。どうしても鳥居に見えてしまう。お寺に鳥居があるのは珍しい。豊川稲荷(円福山 豊川閣 妙厳寺)や高尾山薬王院有喜寺(飯縄権現)などにある鳥居は神仏習合であった時代に同じ境内に神社と寺が作られたからだ。
弁財天はインドのヒンズー教ではビシュヌ神の妃サラスバティで河の女神、音楽の神でもある。中国を経て日本に伝わった際に、日本の水の神と結びつけられて信仰された。江戸の大事な水源、神田上水を守護するものとして、また、音楽、芸能の守護神としても江戸町人から信仰されたという。井の頭弁天の境内には、宇賀神という蛇体の神(顔が人の蛇の像)銭洗い弁天という龍神が祭られている。ヘビも龍も弁天もどれも水つながり。井の頭弁天の紋には鱗模様と波の模様がデザインされているし、絵馬にはヘビの絵が描かれている。
宇賀神像 農業の神.jpg
そうなると日本古来の神と結びついて祀られているので、鳥居があってもおかしくないのかもしれない。
また、鳥居も山門ももともとは聖域と俗界を隔てるものなので、似ていてもかまわないのかも。インドの寺院の山門、ミャンマーのゼディの前に立つ門も鳥居に近いような気がする。
インドラージギル山門.jpg

この黒門は江戸市内からお参りに来る場合、現三鷹市の牟礼(当時は宿場町)を通り井之頭に至る道の目印になっていて、神田御上水源井の頭弁財天の道標もある。今は吉祥寺が栄えているが、昔はこちらが正門だったのだ。今は門をくぐると普通の住宅街、そこをまっすぐ行くと大盛寺(井の頭弁天を管理する別当寺)に突き当たるのでそこを右に折れ、急な石段を下りると弁天堂への石橋がある。石橋を渡ると井の頭弁天の境内だ。
弁天堂.jpg
弁財天の拝み方だが、仏教の天部に属する弁才天だし、線香を供えるを場所もあるし、お堂には鈴でなくて鰐口がかかっている。仏式、二拍手は無しで手を合わせると思う。
でも、見ていると散歩の途中で立ち止まって門の外(これは管理のための門)から、合掌する人、二拍手をしている人もいる。神道式の二礼二拍手一礼この形式が整ってきたのは明治時代からで、昭和23年に定められた「神社祭式行事作法」が今の神道式の拝み方の基準になっているそうだ。弁財天は仏教でも、水の守り神、農業神としての宇賀神と一体化して祀られている(秘仏の弁財天の頭には宇賀神が載っているそうだ)ので、神式もありなのかもしれない。

よく、寺や神社には拝み方の作法を書いた紙が貼ってある。ここの弁天堂には見たところそれが見つからないなあ。朝の散歩のときは門が閉まっているので、今度は開いていている時間に行って、調べてみたい。

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雲の峰 いくつ崩れて 月の山 [日本語教育]

28年前の中国の学生との付き合いがその御両親も含めて続き、今回お父様の卒寿の祝いに招待されて南京まで行ってきた。

南京というと反日という感じがするかもしれないが、個人個人の付き合いには政治は関係ない。着物で来てくださいといわれ、お祝いのスピーチも頼まれた。日本語でも中国語でもといわれたがこの際中国語で頑張ることにした。また、この卒寿のお父様から書の作品もたくさんいただいているので、今回は芭蕉の俳句を書いた短冊を持参することにした。

日本に住む元学生やその兄弟たちと上海から、南京へ向かう車の中で、スピーチの中国語の確認とともに短冊の歌の意味を説明した。
10BAB6A8-CB1B-418F-862A-A09967629644.JPG選んだ句は芭蕉の夏の俳句で「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」
この解釈にはいろいろあるが
「入道雲がいくつもいくつも沸き上がってはその姿を崩して行った。そういう千変万化する世界の中で月山が不動の姿で屹立している。」
この解釈なら今のお父様にピッタリかと思った。
お父様は文化大革命などの荒波を乗り越えて、今、退職後も水利学院の研究者や学生の間に聳え立っている。雲は様々な困難の比喩としてもいいかなと思った。

しかし、その説明は中国の人には通じないようだった。息子が言うには、この句は景色の句としか読み取れない。比喩としても、雲の上の人、雲上人は宮廷の人で父には当たらないという。そういう意味じゃなくてと説明しても、その内容を中国人に説明してもほとんどが理解しないだろうという。偉大な人の比喩として「泰山」はあるが、ただの山ではだめだと。
日本国籍をとっている彼の奥さんが私の伝えたいことを中国語で口添えしても、中国人に意味を伝えるのは難しいという。仕方がないので芭蕉の夏の俳句、名山の一つである月山を読んだものという説明だけにすることにした。

中国語スピーチの最後に短冊を渡した。お父様の歌、習字の実演、家族の合唱などもあり、華やかなパーティは無事終わったが、
帰りに短冊の意味をもう一度聞かれた。俳句の語句をさらりと説明して山はお父様ですといったら、納得していたようだ。

同じ漢字を使うので中国人と感覚を同じくしていると思うと大間違いだという事は心しておこう。


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ミャンマーの日本語学校の学生達 [日本語教育]

ミャンマーの学校での最後の夜。みんなが送別会を開いてくれた。学生たちが食堂として使っているテラス。テーブルにはインスタントコーヒーと箱入りのスポンジケーキが並ぶ。女の学生はお化粧をして登場。みんなびっくりするくらい綺麗だった。
N3クラスでは、歌をプレゼントしますという。ヘイン先生が持ってきたCDの伴奏に合わせて歌ってくれたのは、レミオロメンの『3月9日』。日本語能力試験が三日後にあるのだが、昨日頑張って練習したという。みんな携帯の歌詞サイト(?)を見ながら、懸命に歌ってくれた。あの歌詞は最後の方でジーンとなる。涙と汗の混じったものを拭いた。
前から感じていたのだが、学生達は歌詞の発音がとてもきれい。会話の時はミャンマー語のくせが出ておかしいとこともあるのに不思議だ。

それから写真タイム、集合写真以外にもたくさんの学生たちと並んで何枚も何枚も写真を撮った。
36338165_2313936165291159_8701951127240835072_n.jpg
私もお返しに森山良子の「今日の日はさようなら」のプリントを渡した。「今日の日はさようなら、また会う日まで・・・、わかります」とみんな納得。一応歌い方を教えて「後でネットで探して歌を聞いてみてください。」といったら、ヘイン先生は「今、先生の歌を録音しました」という。冷や汗ものだが、音程は何とか外してなかったのでまあいいか。でも、ネットで探して本物を聞いてみてねといった。

ミャンマーの学生たちは、本当に善意にあふれ、楽しんで一生懸命に勉強してくれた。
ミャンマーの学校の授業の方法が暗記中心なのに対して、まず、内容に興味を持たせ、学生の活動を重視する日本の教育方法は、新鮮に映ったかもしれない。しかし、繰り返し練習を嫌がらず完全に100点をとるまで、何度でも懸命にやる勉強の仕方には、こちらがはっとさせられた。やはり、繰り返して自分の物にするというのはどんな勉強についても、大事なことなんだと再認識させられた。

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漢字の授業 [日本語教育]

日本の学校では中国の学生との混成クラスなので、どうしても非漢字圏の学生に思いっきり時間をとって指導しにくい。本当は中国の学生も読み方は違うし、漢字の形にも違いがあるのだから、しっかり時間をとるべきだが、今あるカリキュラムではなかなか思うようにいかない。他の学校はどうしているのだろうか。

ミャンマーではミャンマー人だけなので思い切って、教科書とは切り離してN5の漢字、後にはN4の漢字をしっかり入れていくことにした。毎日40分くらいを漢字に当てる。

まず、書き順を徹底的に教える。そして、偏や冠など漢字を部分の組み合わせでできていることに注目させる。ミャンマー語も母音と発音記号を組み合わせて一つの字にしていくし、美しい字を書くには書き順が大切なので、その辺は学生達も納得してくれる。N5の画数の少ない文字から徹底的に書き順とバランスに注意して書かせていくと、日本人顔負けのきれいな字を書く学生も出て来る。
そして、読みと書きのテストを繰り返すと、漢字を見て読み方がすぐ出てきて、他の漢字の単語が出た時に、覚えた読みを応用することができるようだ。日本の学校で、フリガナに頼ったり、とんでもない字を書く学生が何人もいたことを思い出すと、指導の仕方でやはり変わると思う。

初めはN5レベルの漢字をテストを繰り返して徹底して覚える事、送り仮名と漢字で一つの単語になっている字があることを意識させる。N4レベルの漢字に入ったら、部首を意識させる。教室の壁にに小学生用の部首分類とその漢字が載っている紙を貼って新出漢字を習う時、当てはまるものがあればチェックさせることにした。
非漢字圏の学生には複雑な漢字でも分解してみれば難しくないことをしっかり教えたいと思っている。そして、繰り返して読み書きさせることが大事だ。自分でミャンマー文字を学びながらそのことを痛切に感じた。

私が帰国した後も、このやり方を続けてくれるかな。日本の学校でも、もう少し繰り返しに力をいれてくれないかな。

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~気味 [日本語教育]

「まなぼう日本語」初中級の始めの課に「~気味」がでてくる。気という字は前に言葉が来るので「ぎ」と読むと説明していたら、ある学生が気持ちの味って何ですかと聞いてきた。

今までそういう質問がなかったのが不思議なのかもしれないが、初めて受ける質問だった。そのような雰囲気や味、つまり感じがするということから来ていると思うといったが、授業の後で調べてみた、

辞書によると、気味は「気配、様子、傾向の意味があり、~気味で形容動詞を作る。傾き傾向の意味」ネットの辞書には「体や心に感じたその感じ」とあった。当たらずといえども遠からずだ。
気も味も目に見えず感覚的なものだ。風邪気味というのもはっきり風邪を引いたのではなく、そんな気がするということになる。遅れ気味も完全に遅れているわけでなく、ちょっと遅れる傾向があるということだ。
中国語で「気味」を探すと「感覚」とでてくる。「気味」は完全に日本で作られた言葉だ。

文法の授業だと例文、使い方が中心になりがちだが、言葉の成り立ちや意味を教えた方が印象づけやすい場合も多い。しかし、気味は質問が出ない限り文字の意味について説明してこなかった。今回質問を受けて「気味」を再認識した。

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蛇口 と ナガ― [日本語教育]

N3クラスの語彙を教えている時、蛇口がでてきた。水道の水が出てくる部分で、漢字の意味は「ヘビの口」というとみんな不思議そうな顔をしている。ヘビは日本では龍・ドラゴンと同じように考えられていて水と関係がある。神社やお寺に入る前に手を洗うところがあって、そこでは龍の口から水が出るようになっていて、そこから出た水で手や口をあらう。そのイメージから、水が出る装置に蛇口という名をつけたといったら、学生たちは
「ナガ―だ」といって納得していた。「ナガ―」も水を吐くという。
IMG_8682.JPG
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ミャンマーの寺院には、ナガ―の彫刻が多い。寺院の階段の手すりやパゴダや僧院の装飾、瞑想する釈迦の台座と傘になっているものなど、どれも龍の形をしている。インドではヘビ族(ナーガ)の王ムチャリンダが修行中の釈迦を風雨から守ったということで、コブラの形の台座が多い。中国へ伝わった段階で、昔から中国の伝説にある龍と同一視されて、それが日本にも伝わっている。龍神、蛇神どちらも水の守り神だ。
コブラなどが多いインドや東南アジアでは釈迦を守るのはコブラの形、でも、ミャンマーでは龍に変化していて、いろいろなミャンマー人に何度聞いてみてもヘビとは別物だという。ミャンマーは独特なのだ。
授業の後に学生の一人が「先生、ナガーは火も吐きますよ」と。えー、それは西洋のドラゴンでしょうと思ったが・・・・。ミャンマーのナガ―はとてもユニークだ。

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怪我の功名 [日本語教育]

ミャンマーのこの学校では、平日は学生と同じ食事だ。日曜日は自分で作らなければならないのだが、
年上の方の女子学生が何かを作りに来てくれる。
主婦としては作らずに食事が出て来るという夢の生活だ。しかし、この日曜日は学生たちがNATテストを受けに行ったので私一人で作った。日本製の電気釜だが、うちでは土鍋でご飯を炊くので使い勝手が今ひとつわからず(あとで聞くと長時間がかるが美味しく炊ける?釜だったのだが)なかなかでき上らないご飯にしびれを切らせて、電気鍋に移して炊くことにした。
それを今度は時間オーバーで焦がしてしまった。冷や汗をかきながら焦げた鍋を洗った。しかし、おこげご飯は非常に美味。長粒米だったが、焼きおにぎりの味がして、ミャンマー料理にちょっと疲れた舌と胃を元気にしてくれた。

こういうのを「怪我のこうみょう」というんだと思いながら、はて?「こうみょう」はどう書くのだったかと書いてみた。うまくできたから巧妙かと書いてみて違う気がしてきた。
辞書を見ると「怪我の項目に 怪我の功名とあった」「功名」を引くと戦争などで手柄を立てて名をあげる事、高名とも書くとあったが、高名は「名が知れている」という意味の方がよく使われると思う。

「怪我」は中国の学生が苦笑する漢字だ。「私を責める」という意味だという。

日本語では「怪我をする」は「慣れないことに手を出すと怪我をする」という言い方があるように「失敗する」という意味で使われる。漢字としては「怪」があやしい状態なので「怪我」自分を傷つけるという意味になったようだ。

上の二つの事を合わせて考えると、失敗したことが逆にいい結果になったという風にまとめられるで納得。

久しぶりに日本語の辞書を引いた。あと、三週間ほどのミャンマー滞在。時が早く過ぎていく。         

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~をもとに [日本語教育]


ミャンマーのこの学校ではNAT-TESTを受験することになっている。日本語能力試験とほぼ同じ内容だ。それに対応しているという「まなぼう日本語」という教科書を使っていてその初中級では3級を目指している。N3とほぼ同じレベルだ。

今日は文法項目で「~をもとに」が出てきた。
「あるものを材料にして・・・する」例として「テストの結果をもとにしてクラスを決める」「例をもとにして正しい文を書きなさい」がでていた。
文づくりに以下の文があった。
この映画は____をもとにして作られました。
「この映画は史実/実話をもとに作られました」というような文が欲しいところだが
ある学生が、「この映画は自然をもとにして作られた」という文を作った。自然や動物の映画だという。
しかし、自然と言うと対象が漠然としているし、それをそのまま記録したのは、「~もとに」の意味にはにはならない。「野生動物の最新情報をもとにして」なら何とか通じるような気もするが、ここは無理して作らないで、何か具体的な材料となる事をいれた方がいいだろう。映画は普通ストーリーがあるから、史実、実話、事件、小説などを入れるように言った。
いままでの___をもとにして、とか、みんなの_____をもとにして、というように
「いままでの」とか、「みんなの」という言葉を付けて考えさせると文が作りやすいとも思った。

NAT-TESTは今度の日曜日にヤンゴンで行われる。学校からはみんな揃ってバスを使って行くそうだ。3級みんな合格してほしい。

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~とともに ~にともなって ~にしたがって ~につれて [日本語教育]


~とともに ~にともなって ~にしたがって ~につれて 

これらは、いつもわからせるのに苦労する。学生にもよるので、その時その時で説明を変える。
今回も一応まとめてみた。

「~につれて」と「~にしたがって」は大体同じように使われる。必ず時間的な経過を表すので、「~ていきます」「~ていきます」「~なります」などが文末につくことが多い。
授業では変化を表す折れ線グラフなどを見せてイメージさせる。
  日本語が上手になるに つれて/したがって、できる仕事も増えてきます。
  人数が増えるに つれて/したがって、パーティは盛り上がってきました。
  調査が進むに つれて/したがっていろいろなことがわかってきました。

「~ともなって」は何か起きてそれに関連する何かが起きる。時間的な経過変化はそんなに意識されないので、文末は「~ます」とか「~ました」も多い。
また、「~とともに」「~につれて」「~にしたがって」は動詞辞書形にも接続するが、「~にともなって」は名詞(または名詞句)にしか接続しないことも注意。
  お客さんが増えるのにともなって、売り上げもふえた。(増えるの 名詞句)
  子どもの減少に伴って、クラスの数が減少したり、学校が閉鎖されたりした。
  高速道路の事故に伴って、交通渋滞が発生した。

 *ほかのものを使うと違和感がある文。
  地震に伴って津波が発生した。
  地震とともに、津波が発生した。(同時発生ではないのでおかしい)
  地震にしたがって、津波が発生した。(双方が時間で変化していないのでおかしい)
  地震につれて、津波が発生した。(双方が時間で変化していないのでおかしい)


「~とともに」は、~と同時に変化する意味。だいたい「~にともなって」の文と置き換えられるが、逆に「~にともなって」に換えられない文も多い。
  お客さんが増えるとともに、売り上げもふえた。
  街の様子は時代とともに変わってきた。
 *変えられない文
   日の出とともに出発した。
   この町への引っ越しとともに新しい生活が始まった。

N3を受ける学生達には、一応それぞれの違いは説明するが、実際のテストではその差異を問うような問題はないので(N2でも同様)、一緒に変化するという意味をつかんでいればいいと言っておくことにしている。

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ミャンマー語Unicode [日本語教育]

ミャンマー語を打つときのキーボードの文字が写真のを見て打っても違っていたりするので、休みの日に一応すべての配列をShiftキーも含めて打ち出してみた。それがこの写真。
キーボード.jpg

やはりどうやっても打てない字があることがわかった。



それが絵のエルのような字。

myan1.png
ネットで調べると、wordの記号と特殊文字で打つことができるとあった。記号と特殊文字のその他の記号、文字でミャンマーを選びフォントを前にインストールしておいた、Zawgyi-Oneにすると確かに打てる。ဳ
しかし、この部分だけフォントが違うのでたぶん多くのパソコンでは表示されないだろう。
WindowsにもともとあるMyanmarTextで表示されて、次の字になるか表示されないかだ。 ဳ
これはミャンマー語のUnicodeがまだきちんと整備されていないからだそうだ。Unicode1033の文字がミャンマー語ではフォントによって異なっていたというわけだ。
myan2.png
同じく次の図の左の字は、MyanmarText ではUnicode103B 右の字は 103C だけど Zawgyi-Oneでは、左がUnicode103A 右がUnicode103B 、そして、パソコンのキーボードの位置も変わってしまっているので、フォントを切り替えてタイプすると頭がごちゃごちゃになってしまうと思う。ちなみに、入れ替わっているのはAの横列で、後の部分はわたしが見た限りでは同じだ。

上のLのような字を探しているうちに、たどり着いた記号と特殊文字だが、ミャンマー語で表示できない文字があったらZawgyi-Oneをインストールせよという意味がわかった。
本当に奥が深い。

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